Ⅳ型アレルギーは『遅延型』アレルギーとも呼ばれ、反応が出現するまでの時間が長いのが特徴です。（24時間～72時間とされています）。
代表例にツベルクリン反応、接触性皮膚炎などがあり、金属アレルギーはこのカテゴリーに分類されます。

問題１で正しい回答は「水疱ができる」、「手のひらや足の裏がかゆくなる」、「繰り返すと色素沈着を起こす」です。

金属アレルギーの主な症状としては、金属が触れた部分に、かゆみ、発赤、発疹、水疱、びらんなどを起こします。
「手のひらや足の裏がかゆくなる」ものとしては、「全身型金属アレルギー」と呼ばれるものに多く、例えば、
食品中に含まれる微量名金属や薬、歯科金属などは、口腔粘膜や腸から吸収され、全身に回り、汗に濃縮されます。特に汗をかきやすい部分に手のひらや足の裏として
この症状が多くみられるようです。

正解は：「帽子」です。

革製品は意外と知られていませんが、革は主に「クロムなめし」と「植物（タンニン）なめし」という手法で革を柔らかくする加工がされています。（なめし）

その中の「クロムなめし」は3大金属アレルギー原因金属と呼ばれる「クロム」が使用されています。もしお客様が「クロムアレルギー」をお持ちの場合は、

「クロムなめし」がされた革小物はお薦めできないと言えますが、「植物（タンニン）なめし」加工の革製品であればお薦めできると言えます。

帽子は金具が付いていないものをお薦めすると良いでしょう。

正解は：「革の手袋」です。

革のなめし方によって、金属アレルギー症状が出る場合があります。薬品なめし＝クロムなめしが一般的に最も多く普及しているようです。

クロムアレルギーの方は、このクロムなめしされた革製品にアレルギー反応を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

※その他のなめし手法としては、植物タンニンなめしやホルムアルデヒドなめし、その他の鞣し方法もあります。

チタンは主に「純チタン」と「チタン合金」の2種類に分かれます。
JIS規格でのチタンは純チタン（4種類）とチタン合金（4種類）に分類され、純チタンはO,Feの含有量により区別されています。

短時間しか使用しないビューラーでも、まぶた付近がかぶれてしまう敏感な方がいます。

一部のファッションピアスと異なり、常に付けたままで居られるような素材で作られています。
医療用ステンレス（サージカルステンレス）、インプラントグレード金属（人間の体内に埋め込んでも支障がないとされる金属）、UV　アクリル、天然素材、シリコン等様々な素材が販売されています。

ロジウム(Rhodium)という金属を使用したメッキ手法です

ステンレスは、ステンレスメーカーの独自開発の鋼種を含め、200種類を超えるステンレスがあると言われています。

通称「金パラ」と呼ばれている合金は、パラジウムが金属アレルギーの原因であると考えられているため欧米では使用が禁止されている合金です。
日本では「日本メタルフリー歯学学会」がセラミック等を利用したメタルフリーによる治療を推進しています。