代表理事ご挨拶
―代表理事 鈴木 久子
「身につける可能性のあるものすべてに金属成分表示」がゴール
「金属アレルギー」という言葉は皆様もご存知のことだと思います。ただ、耳にしたことはあっても“アレルギー“を引き起こす原因や様々な種類の金属による皮膚炎の違いがあることはほとんど知られていないのが現状です。
予防法や対処法を間違えれば“重症化”する恐れもありますので注意が必要です。情報が飽和状態である昨今、金属アレルギーについては残念ながらわかりにくい不十分な情報が氾濫しております。
このような現状を打破するべく、すべての方がアレルギーに悩まされず、毎日を快適に過ごせるように寄与することを目的とした一般社団法人金属アレルギー協会を設立しました。
あらゆる業界において「変革期」が訪れているように、金属アレルギー協会も、金属の特性やアレルギー性接触皮膚炎などに関する幅広い知識を持ち、金属アレルギーに関して幅広くアドバイスや提案のできる“スキルの高い専門家”を育て、商品の製造・提供側への情報提供、認証制度の導入を推進したいと考えております。
そのため、日本初の金属アレルギーアドバイザー/金属アレルギーマイスター養成講座の提供や、装飾品等の安全性の証明として認定マークの発行などの“社会貢献“を行ってまいります。
まずは、アクセサリー・ジュエリー業界等で働く方また、それらを学ぶ学生の皆様に、正しい知識を習得いただき、金属を使用した商品・サービスの安全性を的確にアドバイスできる人材を育成していきます。
金属アレルギーの正しい知識や情報をもつ人材がいれば、その方に合う安全な商品・サービスの中から、ご希望のものをご提案することができるようになります。
金属アレルギーアドバイザー/金属アレルギーマイスターの講座内容は、「人はなぜアレルギー反応によってかゆくなるのか?」という根源的な部分から学んでいきます。そして、アレルギーを患ってしまった人、まだ金属アレルギーではない方の発症防止として、それぞれに合った対策・予防法を提供します。
金属アレルギーにならない・発症しないためには、金属アレルギーを発症するメカニズムを正しく理解することが重要です。このような本質的な課題を徹底的にブラッシュアップし、金属アレルギーの基礎知識から応用まで幅広く学べるオリジナルの内容となっております。
当協会は近い将来、食品のアレルギー表示と同じように、「身につける可能性のあるものすべてに金属成分表示」をする世の中を目指しております。
当協会の活動が、「金属アレルギーを寄せ付けない世の中を創る」普及促進の一助となり、金属アレルギー製品やサービス、情報を必要とされている方たちにとって希望となる取り組みとなれば幸いです。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
運営会社概要
運営会社名 | 一般社団法人 金属アレルギー協会 |
---|---|
代表者名 | 鈴木 久子 |
設立 | 2017年4月 |
公式サイト | https://www.metallicallergy.or.jp/ |
事業内容 | 1.金属アレルギーの認知度向上を目指した啓蒙活動 2.金属アレルギーでも安全な装飾品の選択肢を広げる 活動として、金属アレルギーフリーを取り入れた生活の提案 3.安全性の確保、具体的には金属アレルギーマイスター 認証制度の普及、認定マークの普及 4.イベント・展示会の企画・運営 5.出版事業 6.前各号に附帯する一切の業務 |